社会の成り立ちをゲームで学習
僕はモンスターストライクと言うゲームをしている。
話をするにあたり、最低限頭に入れておいて欲しいゲームについての知識をまずは記載します。
知らない人と最大4人でマルチプレイが出来る。
運(ラック)という要素があり、ラックが上限(極)まで行くと、クリア後必ずアイテムが2つ出る。また運を上げるためには同じモンスターを幾度となく掛け合わせる必要がある。
ボーナスステージの様なステージがあり、このステージに運極を連れて行くとウハウハ。4人全員なんてことになったらそれだけで良いアイテム8個確定と言う酒池肉林状態。
名前をいつでも変えることが出来る。
以上でこの話に必要なシステムの話は終了。
本題に入ります。
そんなボーナスステージの募集をするホストプレイヤーは大体自分の名前を、「運極のみ」「高ラックのみ」なんて名前にして、カスみたいな運のモンスターを連れている人が入ってきた途端回線を切断して再度募集をかけます。
余談ですがそんな奴に限って自分の運は低かったりします。
小生、運極のモンスターは持っていないのですが、ボーナスステージに入る権利はやたらと持っています。
でも僕は、運極のみとかって言う募集の仕方はせず、ある法則で募集をしました。
それは、
名前を◯◯にしろ!です。
名前をモナカにしろ!
とすると最初は誰も気付かず自分の名前で入ってくる。(注:何故モナカなのかと言うと、友人のアカウントがモナカなのでそれに合わせただけで、何の意味もないです。
回線を切る。
再度募集をかける。
みんなが気付き出す。
何回か回線を切る。を繰り返してとうとう揃う。
平仮名がいるのはご愛嬌。
これでステージを始める。
次は山本モナカにしろ!とする。
この辺りから資本を持つ僕に反旗を翻す輩が現れる。
しかしそんなことで資本家は折れない。
回線を切る。
再度募集
みんなが従ったのでスタートする。
資本を持つものに屈服していく民衆の図。資本主義と言うよりはヒトラー的な独裁主義的な手法なのかもしれない。
続いて、山田モナコにしろ!とする。
山田モナカが現れる。
これは反逆ではなく、ただのうっかり者。
だが、考えようによっては当初のモナカと言う体制、即ち旧態依然を好む者が現れたのだと解釈することにする。
しかし、常に時代は流れているのだ!ここで立ち止まっていては経済が停滞する!アベノミクスを推し進めようとする誰かさんの気持ちになり、泣く泣く回線を切る。
再度募集を継続する。
とうとう現れた。
資本主義にどっぷり浸かってしまい、自分で考えることを止めた奴が。
媚び諂ってきた!
このゲーム内で起きた出来事はまさに現代社会の縮図の様だ。