老婆よ何を思う
先日、仕事帰りに焼肉屋に寄った。
こじんまりとした、常連さんが通うようなお店。
客席もカウンターのみ8席程度で店主が1人で切り盛りしている。
お店に入ると先客は2組、3人おり、どちらも店主とは顔見知りのようであった。
アウェイである。
あだ名が先なのか、店名が先なのかはわからないが、店主はジョンさんと呼ばれていた。
と書くと何の変哲もない日記になるのだが、事件は起きる。
白髪の老婆が店先のビリケンさんをさすって拝み出した。自分の悪いところをさすっていたのだろう。
何のご利益もないのに。
舌癌の人がペコちゃんの舌をさするだろうか?
否
やはり見た目や、イメージというのは大切なのだな。
そう思わずにはいられない日だった。
また側から見れば滑稽に見えることも、信じてれば、それでその人は救われるのかもしれないと思った。
きっと宗教ってこういうことなんですね。